「政治学をテーマ」としたシンポジウムに参加してみよう!!

シンポジウムは、学会、大学、財団により主催され、東京や大阪などの主要都市では、毎週のようにシンポジウムが開催されています。

  • どのシンポジウムに参加すればいいのか?
  • 服装はどうすればいいのか?
  • 何を持っていけばいいのか?

という素朴な疑問から

  • シンポジウムに参加するメリットとは?
  • シンポジウムで質問するときの注意点とは?

と少しディープな内容についても書いています。

シンポジウムとは?

シンポジウムとは、専門性に特化した内容を意見交換する場所です。

研究者による講演なので、テーマの最新情報を聞くことができます。

シンポジウムにより講演者の参加人数は異なりますが、大抵の場合は1人15~30分程度の講演を3~6人程度がおこない約2時間程度です。

その後、講演者同士の意見交換と質疑応答の時間が1時間程度です。

合計3時間程度のシンポジウムが多いです。

どのシンポジウムに参加すればいいのか?

ネットで「政治学 シンポジウム」「国際政治 シンポジウム」のキーワードで検索すると、数多くのシンポジウムを見つけることができると思います。

ネット以外にも大学や市町村の掲示板で、シンポジウムのポスターを見ることがあると思います。

しかし、これだけたくさんのシンポジウムが主催されていると、どのシンポジウムに参加すればいいのか迷ってしまうと思います。

ここで重要になってくるのが、シンポジウムを主催している団体です。

シンポジウムに主催している団体は主に、学会、大学や財団です。それぞれに特徴があります。

学会主催のシンポジウム

学会主催のシンポジウムは、ある特定の分野を専門的に研究してる、研究者の方々が講演して意見を交わします。

シンポジウムによっては、「学会員のみ」「研究者のみ」一般人が参加できないこともあります。

一般公開されているシンポジウムもあるのですが、研究者の方々が最先端の研究の発表や意見を交換する場でもあるので、正直かなり知識がないと内容についていけません。

学会主催のシンポジウムに参加したときのエピソード

大学1年生のときに、何でも経験だと思い、一般公開の学会主催のシンポジウムに参加しました。安全保障をテーマとしたシンポジウムだったのですが、入り口で資料を受け取って驚いたのが、書いてある専門用語が理解できない。それでも経験だと思い一番後ろの端っこの席に座って話を聞いていたのですが、本当に理解できていたのは、2割程度だったと思います。いま思えば当然なのですが、ある程度の知識ないと参加してはいけないのだと思いしらされました。

大学主催のシンポジウム

大学主催のシンポジウムは大学の先生が講演することが多いです。

シンポジウムにもよりますが、多くの学生が参加していることが多いです。

実際、シバポチ(私)が一番多く参加したシンポジウムは大学主催のシンポジウムです。

単行本や専門書を読んである程度の知識があれば、楽しく講演を聞くことができると思います。

大学主催のシンポジウムに参加したときのエピソード

あるシンポジウムに参加したのですが、平日ということもあり、参加者が10人程度でした。シンポジウムが終わった後に、講演した先生が私に話しかけてきてくれました。おそたく私が質疑応答の時間に質問したからだと思います。その後、その先生のゼミの学生と飲み友達になりました。交友関係を広げる機会になるかもしれません。

財団主催のシンポジウム

財団主催のシンポジウムは、財団に所属している研究者の方や大学の先生が講演することが多いです。

研究者や社会人の方が多く参加していますが、学生らしき人も見かけるので、参加しやすいシンポジウムだと言えます。

注意点は、財団によっては学会と同じような高度な内容を取り扱うシンポジウムもあります。過去に行われていたシンポジウムの写真や内容をネットで調べ情報取集することをおすすめします。

まとめ

ここまで読むと気づく方もいると思うのですが、

大学主催のシンポジウムが一番聞きやすく、次に財団主催のシンポジウム、最後に学会主催のシンポジウムとなります。

参加したいテーマがあれば、主催団体を気にすることはないと思いますが、事前に主催団体のことをよく調べてから参加しましょう。

シンポジウムに参加するときの服装

学会主催のシンポジウム

学会主催のシンポジウムに参加するときは、スーツやカジュアルスーツを着ることをおすすめします。私服で行くと完全に浮きます。

大学主催のシンポジウム

大学主催のシンポジウムは、どんな格好で言っても問題ないです。もちろん常識の範囲内です。

財団主催のシンポジウム

財団主催のシンポジウムは、私服でも問題ないのですが、男性であれば襟がある服装を着ていくことをおすすめします。

 

服装も重要ですが、最低限のマーナーを守りましょう。

例えば、入室したら帽子を脱ぐことや開始時間になったら静かにすることなどです。

持ち物

筆記用具とメモ帳があれば大丈夫です。

ほとんどのシンポジウムで資料が配布されますで、そこにメモ書きをすればいいと思います。

念のためにノートパソコンを持っていくのですが、あまり使用することはなかったです。

シンポジウムに参加するメリット

貴重な資料を入手できる

講演内容の補足資料やパワーポイントの資料を手に入れることができます。

ここ数年は、当日配布資料をPDFにしてネットで公開していることも多いですが、公開していない場合は、行った人しか資料を手に入れることができません。

財団主催の資料となると冊子で配布されることがあります。また、500~1000円程度支払わないと手に入れることができない財団の月刊誌を無料で入手できることもあります。

一番すごいと感じのは、販売されていない200ページほどの本を無料で貰ったときです。

過去12回シンポジウムで講演した内容を文章にしてまとめた本なのですが、これを無料で配るのかと少し驚きました。

シンポジウムは基本的に最先端の研究に近い内容を発表する場でもあるので、最先端に近い資料を無料で入手できます。

異なる考え方を知ることができる

シンポジウムに行くときは、お目当てのテーマや研究者が講演するから行くと思います。すべての講演者の話を聞きたいわけではありません。

しかし、社会人のマナーとして最小から最後まで講演者の話や講演者同士の討論を聞くのですが、意外にそれが重要であるのだと気づかされました。

政治学を勉強していると、どうしても自分とは真逆の考え方の本を読む機会が減ると思います。国際政治学でリアリストとリベラリストが手に取る本は異なると思います。

知識を増やす意味でも、考え方の幅を広げる意味でも、自分とは真逆の考え方について学べるいい機会になると思います。

シンポジウムで質問するときの注意点

シンポジウムでは質疑応答の時間があります。

講演内容に関係ある内容であれば、誰でも質問することができます。

ここで注意してほしいのは、的外れな質問をしないことです。

日本と中国の軍事と外交をメインとしたシンポジウムに参加した時の話です。

 

軍事と外交がメインなので、尖閣諸島の問題を日本人の研究者も、中国人の研究者も取り上げました。

 

しかし、2人の研究者は「尖閣諸島が自国の領土である」と主張しているのではなく、現状の分析と今後の課題や海洋進出する際の費用対コストの問題を取り上げていました。

 

にもかかわらず、質疑応答のときに質問者が、「尖閣諸島は日本固有の領土であるが、あなたはどうお考えか」と何度も角度を変えて中国人の研究者の方に質問していました。

 

結局、時間を理由に司会者の方が質疑応答の時間を終わらせました。

 

質問者は気づいてないのかもしれませんが、その場が変な雰囲気になってました。

重要なのはシンポジウムの内容に沿った質問をすることです。そして質問はあくまで質問なので、質問者と回答者が議論する場でないので質問するときは注意しましょう。