政治学に正解や答えはない!!だから政治学の基礎から学ぼう

政治学に限った話ではなく法学、経済学、社会学など、社会学科は学べば学ぶほど「正解や答えがない」ことに気づきます。

この記事では、政治学にはなぜ正解や答えがないのか。そして、政治学に正解や答えがないからこそ、政治学の基礎を学ぶことの重要について説明します。

ではさっそく説明していきます!!

シバポチ

なぜ政治学に「正解や答え」がないのか

1つの物事に対して多面的にアプローチをすると、それぞれのメリット・デメリットが発生します。

そしてメリット・デメリットは、時代や環境によって変化します。

そのため、「これなら必ず成功する」と思われる政治制度、主義、理論は存在しません。

具体的に説明していきます

一般的に日本は、政治体制が民主主義で経済体制が資本主義の国家であると言われています。

しかし、政治体制が民主主義で経済体制が資本主義を選択していることが、「本当に正しいのでしょうか?」

選挙は限りなく公平で好きな政治家に投票することはできるし、自由な経済活動は保障されているけど・・・

投票したい政治家はいないし、自由な経済が保障されてるけど国民の格差がどんどん拡大している。

生徒

それなら、ノルウェーのように、国民幸福度が高く民意が反映され、税金・社会保障・公共事業・福祉など富の再分配がおこなわれ格差が少ない、政治体制が民主主義で経済体制が社会主義を採用すればいい!!

それが、国民幸福度が高く民意が反映されてるけど、社会主義で富を再分配する理念があるから税金が高く物価も高いよ。最低でも給料の約40%は税金でなくなるし、稼げば稼ぐほど給料から税金が引かれるよ。

シバポチ

生徒

であれば、シンガポールのように、政府の政策を素早く実行できれば、企業招致や旅行者を増やすことが簡単でき経済が発展しやすい、政治体制が権威主義で経済体制が資本主義を採用すればいい!!

いやいや選挙が特殊で、絶対に与党が負けることはないから実質的に1党独裁だよ。あと国が豊かなのは、工事現場やメイドなど大変な仕事を、外国人労働者が安い賃金で働いているためだよ。

シバポチ

ここまで読んだ人は、なんとなく気づいたと思うのですが、どの政治体制・経済体制にもメリット・デメリットがありましたよね。

この政治体制・経済体制を採用すれば、「正解だ!!」「答え」だとは断言するのは難しいですよね。

あえて言うのであれば、それぞれの国の歴史背景や国民性によって、「最善と思われる、政治体制・経済体制」を選択したと言えます。

逆に考えると、正解がないから各国での政治制度・経済制度が異なるわけです。

自分で考えることの重要性

政治学は「正解や答え」がないからこそ「正解や答えを見つける」のではなく、「自分なりの考えや意見を持ち」論理的に説明することが重要になります。

「正解や答え」がないからこそ、政治学は学問として探求し続けることができ、探求し続ける楽しさがあります。

そして、正解や答えがない政治学を学ぶためには、政治学の基礎を学ぶことが非常に重要になってきます。

政治学の基礎を学ぶことの重要について

みなさんにとって、政治学を学ぶきっかけになったのは、どのような出来事があったからでしょうか。

ネット検索、本を読んだとき、時事問題を調べたときでしょうか。

ちなみに私は、予備校で世界史の授業を受けたときに、プラトン『国家』に興味を持ち読みました。

当時、高校生の私は、政治学を学んでいる自覚はありませんでしたし、恥ずかしながら全体の6~7割程度しか理解していなかったと思います。

最初に手に取り読んだ「本」が政治学を学ぶための入り口になります。

政治学の基礎を学ぶことがなぜ重要なのか

政治学を学んでいると、自然と自分が好きな政治理論、イデオロギーについて調べて読むことが多くなると思います。

これは、本に書かれている内容と自分の考えとが一致する部分が多いからです。

ここで問題になるのが、政治学を学び始めた人が、自分の好きな本ばかり読んでいると知識が偏ってしまうことです。

政治について考えるときに、対立する考えを理解せず無視をして、自分の好きな考えだけを主張すれば、現実離れした主張となり、論理的に考えるとは言えません。

政治学は、自分が好きだと思う政治理論、イデオロギーと同じだけ、反対の考え方があります。

  • 民主主義に対して独裁主義
  • リアリズムに対してのリベラリズム
  • グローバル化に対しての反グローバル化
  • 戦争論に対しての平和論

このような、自分が好きだと思う政治理論、イデオロギーと対立する考えを知ることで、知識の偏りを防ぐことができ、論理的な考えをすることができます。

知識の偏らないようにするためには、政治学の基礎がどうしても必要になります。

「政治学の基礎」がどのような範囲かは明確に定まっていませんが、大学1、2年生の政治学、政治学概論、国際関係論の講義で使用される教科書や参考文献がこれに該当します。

半年も政治学を学べば必然的に、自分なりの考えや意見を持つこと」ができますので、最初はとにかく政治学の基礎を学んで、まざまな考え方があることを知りましょう。